百人書評
「百人書評」では、毎月一冊をいけにえ本と称して読者の方から読後の感想を投稿していただいております。ここでは、『ダ・ヴィンチ』本誌に掲載された100書評の中から20書評を紹介します。

 ◆ 今月のいけにえ本 ◆
『GOTH(ゴス) リストカット事件』 1500円
乙 一 角川書店
殺人事件と殺人者に異常なまでの関心を抱く高校生の“僕”と、クラスメートの森野。二人は、周囲で起きるさまざまな殺人事件に惹かれ、積極的に関わっていく。単なる殺人事件の謎解きを目指さず、あくまで殺人者の心理と行動をクールに分析していくスタンスが斬新。「人間が殺されて、撒き散らされたのだ。そうなった人間と、そうした人間が実際に存在する。僕と森野はこういったやるせない話に、特別の興味を抱いた」(『暗黒系』)ほか中短編6編を収録。

『GOTH(ゴス) リストカット事件』の書評 1〜20
1. 

主人公の気持ちに共感。そんな私はヤバイ人

(福岡県・轟香織・学生・30)

2. 

『リストカット事件』が笑えた。血なまぐさいと思っていたのに意外な結末で

(新潟県・鈴木詩織・高校生・16)

3. 

冷静で怖い……。初めは気楽に読んでいたけど徐々に背筋がゾクッと

(福井県・藤野敦・会社員・42)

4. 

親に堂々と「買ったんだ」と言いにくい本

(佐賀県・櫻井裕子・高校生・17)

5. 

人でなしがいっぱいなのに楽しく読めた。そこが怖い

(高知県・佐野未央・アルバイト・26)

6. 

壊れていることを自覚している人間は相当タフなんだろうな

(福島県・泉谷好・アルバイト・24)

7. 

「死」に対して異常に冷静だけど優しい。今の時代でなかったら生まれなかった天才

(福島県・後藤絵美・就職浪人中・22)

8. 

今までこんなアブない「探偵役」は見たことがない。ぜひ再登場を

(埼玉県・宇野恵三・会社員・44)

9. 

心の痛みを体の痛みで昇華しようとする行為は、胸が締め付けられる思い

(沖縄県・浅倉桂子・30)

10. 

タイトルと著者名、何て読むの? まず奥付から開きました

(神奈川県・山口かおり・主婦・32)

11. 

著者のかわいらしい顔からは想像もできないくらいのお話だわ

(山口県・池田奈穂子・会社員・25)

12. 

こんな同級生、怖すぎる

(静岡県・山田亜希子・会社員・28)

13. 

じわりじわり騙されていたことがわかっていくあの瞬間……乙一大好きだ―!

(千葉県・kaede・主婦・32)

14. 

とても静かで、不穏な闇の匂いがする

(高知県・深尾智・大学生・22)

15. 

始まりも終わりも、設定も、人物も怖かった。日常の中で自分の身にも起こりそうで恐怖した。何より作者が冷静で怖い

(熊本県・みゆき・公務員・23)

16. 

主人公が典型的な今の若造。どんなに面白いかと帯を読んで期待したけど、世代の違いもあってあまり馴染める作品ではなかった

(愛知県・藤井美由紀・主婦・30)

17. 

怖かったけど、なんか新しい感じがしました。新しい風が吹きそうですね

(愛知県・土井・会社員・31)

18. 

忍び寄る、冷たい足音のような恐怖に読書中ずっと浸かりきっていました

(京都府・あつを・高校生・18)

19. 

犯罪との距離、人との距離。高校生という「僕」の設定が、巧みに一線を踏み越えないで、ふらふらとできる、その距離を可能にしていて、設定からしてさすがにうまい

(大阪府・池田香子・会社員・29)

20. 

エグいのにエグ味がないのがすごい

(長崎県・西田麻美・高校生・17)

 

次号より、皆さんに本の腰巻きコピーを考えていただく新企画がスタートします。
詳細については、後日、「WEBダ・ヴィンチ」にてお知らせいたします。



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