2001年3月16日 笠取山多摩川水源から渋谷
聖地開発事業団:田口ランディ(団長)、森豊(記録係)、編集T(よろず方)
ゲスト:清田益章さん、Tさん(小学館)

多摩川の水源を訪ねる道ゆきは、腰まで雪の積もる中の苦行のような行程になった。
雪の「遊歩道」を3時間登りつめ、多摩川の水源「水神社」にたどりついた時に携帯電話が鳴った。
超能力者の清田さんである。まるで見ていたようなタイミングに団長が歓声をあげた。
見下ろせば、はるか130キロかなたの太平洋に向かって多摩川の流れが龍脈ごとく伸びていた。


山梨県塩山市笠取山山頂付近は、多摩川、荒川、富士川、3本の川の水源が集まる分水嶺をなしている。雪に埋もれた水源の水神社は巨大な巌が神社そのものとなっている。このしずくも多摩川の一滴。 水源地帯の遊歩道にはミズナラが続く。優しい印象の森。
清田さんを交えての地下水道探険。清田さんはアメ横まで出かけて長靴を用意してくれた。意外と澄んだ水底に白いザリガニが名刺を抱えていた。 地下5メートルとはいえ、そのすぐ上には渋谷駅前の雑踏がある。時折ゴーッという音とものすごい湯気とともに汚水とも何ともしれない液体が天井から降り注ぐ。

<次回更新日 12/6(木)>


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