2001年9月3日〜5日 青森・下北半島へ
聖地開発事業団:田口ランディ(団長)、森豊(記録係)、編集T(よろず方)
ゲスト:秋山眞人さん(能力者)

2001年5月団長は『Domani』誌の取材で青森に来ていた。岩木山の麓の「森のイスキア」に佐藤初女さんという女性を訪ねてきたのだ。『ガイアシンフォニー』への出演で一躍脚光を浴びた彼女の「おむすび」は、ごく普通のお米を電気ジャーで炊いたものなのに、なぜが美味しい。それは言葉では尽くせない不思議な味わいをもっているのだ。団長は初女さんにおむすびの作り方を習っていた。その帰途「この近くの○○村に石塔山神社という場所があるはずだ。そこに行きたい」ということになった。しかしその村には神社は見あたらない。「こういうとこは秋山さんに聞くのが一番」と秋山さんに電話するも見つからず、その日は東京に戻った。しかしまさにその前夜、秋山さんは団長と手を取り合って恐山を歩く夢を見たという。「これも何かの縁でしょう、行きましょう、下北へ」そうやって下北行きは決まったのであった。


仏ヶ浦は青森空港から約150キロ、下北半島をむつ湾沿いぐるっとまわりこみ津軽海峡に面した景勝地だ。到着したときすでに5時を過ぎ、駐車場にも車は一台もない。 ↑津軽海峡に沈みかける夕陽を浴びて、巨大な奇石群が天を突く。人工的な音はまったくない。風もなく波も立たない。奇妙な無音の海岸線で、団長は岩と一体化するように身を横たえた
↑夕暮れに近い陽の光は、この世界とは違うどこかから運ばれてくるようだ。誰もが無言になる。自分たちの影を見つめる。見つめ続けるうちに自分の輪郭が溶けだしてゆく。 ↑激しく浸食される石灰岩は様々な表情を見せる。あまりにストレートな連想だが、骸骨。明日訪れる恐山のことを思う。
 
↑塔のような石柱に囲まれた場所に団長が皆を導く。ここは宗教を越えてもっと昔からこの場所にいる何かの存在を強く感じさせる。秋山さんが静かに、朗々と祝詞を唱えはじめた  

<次回更新日 3/20(水)>


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